ヘアドネーションをしました。
50代になり、人生一度くらいは人様のお役にたつことをせねば、と伸ばし始めて2年半。
何度も切りたくなって挫折しそうになったけど、ようやく31㎝以上という目標の長さに達し、ヘアドネーションすることができました。
念願叶い、頭も心も軽い。
ヘアドネーションについてと、髪をいい状態を保ちながら2年半伸ばし続けた方法を紹介します。
ヘアドネーションとは
ヘアドネーションは「髪の寄付」。
寄付された髪はウィッグとなり、髪に悩みを抱える子どもたちへ送られます。
ヘアドネーションを行っている団体はいくつかあるのですが、私が髪を寄付したのはJapan Hair Donation & Charity。
寄付された髪だけで作ったメディカル・ウィッグを頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに完全無償提供している日本で唯一のNPO法人です。
公式サイト→https://www.jhdac.org/
ヘアドネーションをするには
Japan Hair Donation & Charityでは、メディカル・ウィッグに使用する毛髪の長さを「31cm以上」と定めています。
年齢や国籍、性別、髪色、髪質は問われず、クセ毛やグレイヘア(白髪)もOK。
ただし、軽く引っ張っただけで切れてしまうほどの極端なダメージのある髪はNGです。
毛束の中に含まれる31cm未満の髪の毛は、シャンプーやトリートメント剤、カラー剤の開発に不可欠な「評価毛」として、また美容師さんが練習で使うカットマネキンの素材として販売することで、ウィッグ提供費用の一部として役立てているそうです。
上記の条件を満たしていれば、ヘアドネーションOK。
髪を小さい束に分けてゴムで強めに結び、結び目の1cm上をカットし、郵送します。
この時の注意点は髪が完全に乾いていること。
湿った髪はカビや雑菌が繁殖しやすいため、ここは重要。
規定に沿った形でカットすればいいので、サロンでもセルフカットでもヘアドネーションすることができます。
普段通っているサロンでヘアドネーション用のカットの仕方を説明して切ってもらってもいいし、協賛サロンで切ってもらうこともできます。
私は市内の協賛サロンでカットしてもらいました。
ヘアドネーション用カットメニューがあるので、とてもスムーズでしたよ。
カットの準備はこんなかんじ。
切った髪を送る
カットした髪は自分でJapan Hair Donation & Charityへ送ります。
公式サイトに髪と一緒に送るドナーシートがあるので、それを出力して記入をし、レターパックで郵送。(ドナーシートの提出は任意)
返信用封筒を入れると、後日「受領証」を送ってもらえます。
郵送は普通郵便でもいいけど、追跡機能のついた方法が推奨されています。
髪、ドナーシート、返信用封筒をセットにして送ったら、ヘアドネーション終了!
髪をいい状態で伸ばすためにしたこと
白髪のあるくせ毛ですが、髪の状態は良好。
ひと様にお譲りする髪ですから、伸ばすのにそれなりに気を使いました。
傷んだ髪では申し訳けないですからね。
白髪染めは部分リタッチのみ
年齢的に白髪染めは必須。
肩につくくらいまでのセミロングの時に全体を染め、そのあとは伸びてきたところのリタッチがメイン。
全体を染めることはやめて髪への負荷を減らしました。
最後の3か月はリタッチも表面の目立つところだけにして内側は染めませんでした。
全体染めのときはサロンに行き、あとは市販の白髪染めでセルフ。
髪はきちんと乾かす
髪は濡れた状態が長いと傷むんですよね。
なので、入浴後はきちんと髪を乾かすように心がけました。
ときどき、疲労が勝り生乾きのこともあったけど、基本は自然乾燥はなし。
リッチなヘアケアでスペシャルケア
私は日常のヘアケアはハニーチェを使っています。
これ、髪にあっているようで使い始めてから髪の調子がいいし、お値段も手ごろ。
でも、これにプラスして週1回のスペシャルケアも行ってきました。
使っていたのはREホームケア。
私の経済力では毎日使うのは厳しくて、週末限定で使用。
でも、このREホームケアを使うと髪が元気になるかんじがして、結果、2年半も髪を伸ばしても枝毛なしのいい状態を保てたのだと思います。
髪の手さわりとか質感とか違うんですよね。
ヘアドネーションカットした髪の毛先。
毛先までツヤがあり、私の年齢でのロングヘアとしては、とても髪の状態がいいと美容師さんにもほめてもらえました。
髪を乾かすのも、リッチなヘアケア使うのも、長丁場なので大変だったんだけど頑張った甲斐があった。
送った髪がウイッグとなり、受け取った人の髪の悩みが軽くなってくれたら嬉しいです。
無事にヘアドネーションができたので、次の目標は白髪染めをやめること。
キレイなグレイヘアになるための情報収集を始めました。
グレイヘアへの道のりは時々ブログで紹介しますね。
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