フェリシモで人気の手芸キット。
その中の「フェリシモ 日本の四季を絹糸で描く 華やか加賀ゆびぬきの会」に挑戦中。
細やかな作業ですが、一針一針指し進むにつれて模様がはっきりとしてきて楽しいです。
加賀指ぬきとは
「加賀ゆびぬき」は、加賀友禅のお針子さんたちが着物を仕立てる余り糸で作ったことから始まった金沢の伝統工芸。
一時は作り手が減ってしまったそうですが、最近は繊細で美しい模様に魅了され自分も作ってみたいと思う人が増えてきたそうです。
色やパターンを変えることでオリジナルのデザインを生み出すことも可能。
細目のバングルや指輪などアクセサリーとして仕立てる人もいらっしゃるそうです。
絹糸だけで美しい模様を生み出せる、手間と時間をかけて作る「手仕事」。素敵ですよね。
フェリシモのキットは初心者でも作りやすい柄
フェリシモのキットは全12柄。
大西 由紀子さんによる四季の花々をモチーフにした、初心者でも作りやすい柄になっています。
柄としては12種類ですが、各キットとも色違いで作れます。
同じ柄でも色が違うと雰囲気が変わるのも加賀指ぬきの魅力ですね。
本当に初心者でも作れる?
一工程づつ詳細に書かれている説明書があるで、まったくやったことがない私でもなんとか作れています。
説明を読んだだけでは少しわかりにくい部分もあるけど、実際に刺してみると「あぁ、こういうことか」とわかってきます。
初めて作る1個目は練習と割り切って仕上がりにこだわらず、作り方を学ぶかんじですね。
2個目からはもう少しきれいに作れるはず。
1つのキットで色違いで2個作れるというのは、上達が早まるポイントかも。
自宅で伝統工芸を学べる
まだ途中ですが、初めての加賀指ぬきはこんなかんじで完成に向かっています。
最初の目印を均等にするのが重要というのを実感中。そこがずれると模様全体がずれてきちゃうんです。
色違いを作るときは、刺し始める前の準備をしっかり丁寧にやらねば。
私は神奈川在住で近くに加賀指ぬきを習えるお教室はありません。
見よう見まねで作れるものではないし、フェリシモのキットと出会わなければ「素敵だなぁ、作ってみたいなぁ」というところでストップして、実際に作るところまではいかなかったと思います。
伝統工芸というのは簡単にやってみることができるものではないので、こうしたキットで自宅で挑戦できるのはうれしいですね。
キットには土台を作るための材料と糸が入っています。
セロテープなど自分で用意するものを少しありますが、縫い針もちゃんと入ってました。
何を用意したらいいのかもわからない状態でも、キットさえ届けば作り始められるのはありがたいですね。
出来上がったらアクセサリーとしても使える
加賀指ぬきは、フリンジを付けてチャームにしたり、ネックレスにしたり、アクセサリーに仕立てることもできます。
土台の形を変えると帯どめなども作れるんですよ。
作り方を身につければ、オリジナルのデザインもつくれるので、作家としてデビューということも可能。
伝統工芸を楽しく自宅で学んで手に職。素敵ですよね。
細やかな作業で難しいところもあるけれど、興味のある人はぜひチャレンジしてみてくださいね。
12回のコレクションですが、12回すべてとる必要はなく1回だけでやめることもできます。
やってみたいと思ったときがチャンス。やってみることで新しい世界が広がるかもしれませんよ。
私がつくっているのはこれ→フェリシモ 日本の四季を絹糸で描く 華やか加賀ゆびぬきの会
ほかにもいろんなハンドメイドキットがあります。
こちらからチェック→couturier [クチュリエ] 手づくりからはじまるわたしらしい暮らし
コメント